ひとりで夜の帰り道を歩くあやちゃん。
気づくと、自分の後をついてくる足音が聞こえてきて…。

【このおはなしのまなび】
・夜道はひとりで歩かない
・暗くなる前に家に帰る
【対象年齢】
5〜7歳(こわさレベル★☆☆)
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あやちゃんは、学校が終わった後に
友達と公園で遊んでいました。
気がつくと暗くなっていて、
夜道をひとりで歩いて帰ることにしました。
街灯の明かりだけが
ぽつぽつと光っています。
「カツ…カツ…カツ…」
自分の足音が、
静かな道に響きました。
そのとき。
「カツ…」
後ろから、もうひとつの足音が聞こえました。
あやちゃんは思わず立ち止まりました。
後ろの足音も止まりました。
あやちゃんは、
またゆっくり歩き出しました。
「カツ…カツ…」
やっぱり
後ろから足音が聞こえます。
あやちゃんの心臓が
ドキドキしてきました。
少し立ち止まると、
あたりはしん…と静かになりました。
あやちゃんは
勇気を出してふり返りました。
すると、そこには…
ひざから下しかない
女の人の足がありました。
あやちゃんは、叫び声を我慢して
走り出しました。
そして家の明かりが見えたとき、
やっと安心することができました。
玄関に入ってお母さんに話すと、
お母さんが言いました。
「もう大丈夫よ。
夜道は、できるだけ
ひとりで歩かないようにしようね」
あやちゃんは、
しっかりとうなずきました。
それからあやちゃんは、
暗くなる前に
家に帰るようになりました。


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