トンネルの暗やみ

学校の帰り道にトンネルを見つけたりく君。
興味を覚えて入り込むと…。

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【このおはなしのまなび】
・暗い場所には近づかない
・安全な道を通る

【対象年齢】
5〜7歳(こわさレベル★☆☆)

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ある日のこと。

りく君は、学校の帰り道に
古いトンネルを見つけました。

入り口は暗くて、
中はほとんど見えません。

りく君は、
少しこわくなりました。

でも、「中はどうなっているんだろう」
そう思って
トンネルの中に入っていきました。

トンネルの中は、
ひんやりしていて、
音がよく響きました。

「ポタッ」

水の落ちる音がしました。

さらに奥へ進むと、
だんだん暗くなってきました。

そのときです。

ヒタ、ヒタ、ヒタ…。

トンネルの奥のほうから
何かが近づいてくる足音がしました。

よく見てみると、
それは茶色い犬のようでした。

犬はゆっくりと
こちらに近づいてきます。

動けなくなったりく君が
犬をよく見ると……。

犬の顔は
知らないおじさんの顔でした。

「戻ろう!」

こわくなった
りく君は全力で走って、
トンネルの外へ出ました。

外の明るい光を見て、
やっと安心しました。

りく君は思いました。

「暗い場所には、
近づかないほうがいい」

それから
りく君は、
知らない場所に
入らないようになりました。

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