川で足をつかむ手

友だちと川で遊んでいたまさと君。
深いほうに行くと、何かに足をつかまれて動けなくなり…。

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【このおはなしのまなび】
・川の深い場所には近づかない
・大人と一緒に川で遊ぶ

【対象年齢】
7〜10歳(こわさレベル★★☆)

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まさと君は、友だちと近所の川へ遊びに行きました。

川は浅くて、とてもきれいでした。
みんなで石を投げたり、魚を追いかけたりして、楽しく遊んでいました。

やがて、まさと君は川の少し奥のほうへ進んでいきました。

「そっちは深いよ!」
友だちが言いました。

でも、まさと君は気にしませんでした。

「大丈夫だよ」

そう言って、さらに一歩進みました。
すると――

「ズルッ」

足がすべりました。
そして、水の中でバランスを崩してしまったんです。

そのとき。
グイッと、川の中から伸びてきた手に
足をつかまれた気がしました。

まさと君は、息が止まりそうになりました。

「バシャッ」
必死に戻ろうとしても、足をつかんだ手が離れません。

「バシャッ、バシャッ」
こわくてこわくて、
泣きそうになりながらもがいていると…。

急に足つかんでいた手が離れ、
なんとか岸に戻ることができました。

心配している友達の横で、まさと君は思いました。

「もう少しで、
大変なことになるところだった…」

それからまさと君は、
川の深い場所には
近づかないようになりました。

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