家の物置きでマッチを見つけたしょうた君。
何度も火をつけていると、やがて床が燃えはじめ…。

【このおはなしのまなび】
・火遊びはしない
・火事になったらすぐ逃げて大人を呼ぶ
【対象年齢】
7〜10歳(こわさレベル★★☆)
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しょうた君は、家の物置きで
小さな箱を見つけました。
中には、マッチが入っていました。
しょうた君は、興味しんしんでした。
「1本だけなら…」
そう思って、マッチを1本こすりました。
「シュッ」
小さな火がつきました。
赤くて、
ゆらゆらしていて、
とてもきれいでしたが、
マッチの火はすぐに消えてしまいました。
しょうた君はもう1本、
また1本とマッチに火をつけました。
そのときです。
「ボワッ」
急にマッチの火が大きくなり、
ボトリと地面に落ちました。
次の瞬間。
「ボッ」
物置きの床に、火が移りました。
火はどんどん広がっていきます。
しょうた君は、あわてて足で消そうとしました。
でも、火は消えません。
黒い煙が、もくもくもくもくと上がってきました。
その煙を見ると、男の人が笑っているように見えました。
「どうしよう…」
しょうた君は、
泣きそうになりました。
そこへお父さんがやってきて、物置きの扉を開けました。
そして「バシャッ」とバケツに入った水をかけて、
火は消えました。
お父さんは、
真剣な顔で言いました。
「火は、
おもちゃじゃないんだぞ」
しょうた君は、大きくうなずきました。
それからしょうた君は、
必ず大人と一緒に火をさわるようになりました。


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